時合いが来た!早く、早く、カゴの中にシラサエビを!

シラサエビを、遠投カゴの中に素早く投入する道具の考案

こんにちは! 一平です。
第52回は、シラサエビを遠投カゴの中に手を汚さないで、素早く投入する道具の報告です。
第32回から第47回で遠投かご釣りについて報告してきました。
しかし、カゴの中にシラサエビを素早く、手を汚さないで入れる方法についての記述が抜けていたので追記することにしました。
一平は、遠投かご釣りを始めたころは、シラサエビを1匹ずつ指でつまんで、数えて遠投カゴに投入していました。しかし、この方法はシラサエビのトゲが刺さったり、指がぬれたりして
大変でした。何よりも時間がかかるのが問題で、時合いの時に手際よくスピーディにエビをカゴの中に投入できないのが問題でした。
そこで考えたのが、今回報告する方法です。

写真ー1 淡路島、生穂新島の波止(2019年10月16日)

写真ー1 淡路島、生穂新島の波止(2019年10月16日)

     

1.遠投カゴの構造および使用方法
 まず、基本的なカゴの使い方について、おさらいしておきます。
超遠投カゴの種類は多いが、形は異なっても基本的な構造および使い方はほとんど同じです。超遠投カゴ釣りの構造を、渚の遠投師製カゴ(L)を例にとって説明します。

写真―2に超遠投カゴを、図―1に遠投カゴの構造を示します。

写真ー2、図ー1 遠投カゴとその構造

写真ー2、図ー1 遠投カゴとその構造

1) 構造 
・ 超遠投カゴは主に5つの部品で構成されています。
  錘、下カゴ、上カゴ、芯棒及びストッパーです。
・ 芯棒は錘、上カゴ、下カゴを繋ぐ役目
・ ストッパーはマキエの出る幅を調整します(調整幅は10~15mm程度)
・ 空気抜き穴径はA、2.5㎜径が2個、Bは2×7mm5個です。

2) 使用方法 
 ① エサ入れとカゴを投げる前の状態を、図―2に示します。
  

図ー2 遠投カゴのエサ入れと投げる前の状態

図ー2 遠投カゴのエサ入れと投げる前の状態

② カゴの飛行時と水中を沈降する時の状態を図―3に示します。

 オモリが先行し、カゴは空気抵抗でストッパーに押し付けられながら飛びます。水中を沈降する時は、水の抵抗で、やはりストッパーに押し付けられ、マキエは上カゴに閉じ込められた
ままです。

図ー3 遠投カゴの飛行時と水中を沈降する時の状態

図ー3 遠投カゴの飛行時と水中を沈降する時の状態

③ ウキが立った状態を図ー4に示しま   す                             

図ー4 ウキが立った状態

図ー4 ウキが立った状態

・下カゴには、空気抜け穴から水が浸入し、空気が追い出され、上カゴに押し付けられていた力が弱まって(下カゴは比重が1よりも大きいので)おもりの方に落下します。

・上カゴには、空気抜け穴から水が浸入します。上カゴの中には、比重が1より小さい浮き球やコルクが入っているのでそのまま浮きます。

結果、上下のカゴは分離して、マキエとエサのついた針がカゴより出ます。

                     

上カゴに穴が開いているのは、上カゴに残る空気を逃がして、常におもりとウキのバランスを一定にするためだと思われます。

2.シラサエビを、遠投かごの中に素早く投入する道具      
 遠投かごは、飛距離を考慮してできるだけ細く小さく作られています。従って、このかごの中に、一匹ずつシラサエビを入れるのはなかなか面倒です。
一平は、図―5に示すような、道具を作って、シラサエビを入れています。

1)シラサエビ投入器の製作 

図ー5 シラサエビ投入器

図ー5 シラサエビ投入器

材料: クリアホルダー(材質、ポリプロピレン樹脂)
     SUS棒 1mmΦ×(25~30㎝)1本
     5号丸オモリ1個
     ウキゴム 内径1.6㎜

 作り方: 薄いクリアホルダーをラッパ型に丸めて、図―5のような形にし、セロテープで
      止めます。両端部をカットして出来上がりです。
       クリアホルダーはクリアファイルとも呼ばれ書類を挟み込んで保管するもので、
      一平はA4版の片面を使いました。(10枚で110円程度)
      SUS棒の長さは、エビ投入器の長さより少し長い方が扱いやすいです。

図ー6 エビ投入器、先端部

図ー6 エビ投入器、先端部

         
            

図ー6のように5号の丸オモリがちょうどエビ投入器先端部分で止まり、ほんの少しだけ丸オモリの頭が出るくらいに先端部をカットする。

                          

2) シラサエビ投入器の使い方 

使い方を、以下の図―7~図―10で順に説明します。

図ー7 左手でカゴを持つ

図ー7 左手で遠投カゴを、逆さに持つ

           
                  
 

図ー8 左手で、ラッパ型、投入器を持つ

図ー8 遠投カゴのエビ投入口に、先端を差し込む

図ー9 シラサエビを、ラッパ型投入器に入れる

図ー9 シラサエビを、エビクーラーから掬い、ラッパ型投入器に入れる

図ー10 SUS棒でエビをラッパの先端に落とし込む

図ー10 SUS棒でエビをラッパの先端に落とし込む

                             
この方法で、3秒足らずで一度にシラサエビを10匹でも20匹~30匹でも、瞬時に遠投かごに入れることが出来るようになりました。エビのトゲに悩まされることもなくなり、手も汚れなくなって大正解でした。
丸オモリであるから、エビは傷つかないし、エビと網には水滴もついているので、スムースに下に落ちるのがミソですね。
しかし、あまりに効率が良くなったせいか、2杯のシラサエビが早く無くなって、3~4杯も必要となりました(笑)

 

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コメント

  1. 月夜 より:

    ご無沙汰しております。

    シラサ入れタックル勉強になりました。

    これだと寒い時期にも手が直接エビに触れにくいので

    冬場に於いて手の冷たさを回避出来る考案ですね。

    ありがとうございました。

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