大物コブダイ(カンダイ)釣り(11)

第11回 我が家のコブダイ料理

 こんにちは!一平です。コブダイ(カンダイ)は年中釣れるが、冬になると本当に美味しくなる。だから「寒鯛」と呼ばれると聞いたことがあるが、真偽のほどは定かでない。中国語では「寒鯛」と書くので日本語の「カンダイ」と完全同義関係にある。我が家ではコブダイの料理は、煮つけ料理が中心である。

1.コブダイ釣季は冬季がお勧め。

 真冬は水温が低く、防波堤からの釣りの対象魚も極端に少なくなるがコブダイは低水温でも活動するので、真冬での数少ない対象魚となる。また日中に活動する魚なので、寒くても天気の良い昼ごろからでも出かけられるのが有難い。

さらに、このかご釣りは、潮の流れに沿って歩きながら釣る「散歩釣法」※1で、できれば場所を広くとりたいので、釣り人が非常に少ない厳寒期の冬が良い。
平磯海づり公園では平日の厳寒期になると、釣り人はまばらで50~100m位は、釣り場を独占できる。

ホンダワラ

ホンダワラ
平磯海づり公園

3月になると(年によっては2月の中ごろの
こともある)ホンダワラやワカメが伸びて、
魚を引き上げる時に、この海藻に引っ掛かか
る。

底を狙うコブダイ釣りは非常に難しくなるので、
現在は12月の中頃から釣りを開始し、翌年の
2月の末でコブダイ釣りは終了することにして
いる。

2.我が家のコブダイ料理 
70cm級のコブダイ2匹を初めて釣った時、息子夫婦と、娘夫婦に全員集合をかけた。
我が家に集まって、料理をしたがてんやわんやの大騒ぎとなった。
なんせ料理したことのない7kgもある大物である。

魚の大きさに比べて、台所は狭すぎる。まな板は小さすぎる。包丁の切れは悪いし、小さい。さらに背骨は太く硬く、ウロコは大きく、皮にがっちりと食い込んでいる。

孫たちは、コブダイのグロテスクな姿を見て怖がるし、気味悪がって箸に手を付けようとしない。とにかく1匹だけは料理したが、過剰に余った。
後の1匹はわざわざ息子夫婦が夜に、海に戻しに行ってくれたが、すでに死んでいて可哀そうなことをした。
食べきれない魚は持って帰るな」である。今後、持ち帰りは1匹だけにしようと誓った。
女房殿は次の日、一平に内緒で、捨ててしまおうとキッチンペーパーにその身をくるんで冷蔵庫に入れていたらしい。
次の日、捨てる前になんとなく見てみると、薄いピンク色のきれいな身をしていたので、一部を煮つけにしてみようと思ったらしい。
ところが、これが本当に美味かったのだ。

カンダイ煮つけ

カンダイ煮つけ(2015/2/2)

       
         

魚は死後10時間ほどしてから熟成がはじまり、身の中でイノシン酸という旨み成分が作られるという。一晩おいて翌日に食べると美味しいと言われる所以である。
それからの我が家の料理は、コブダイの釣った日は、ぷりぷりの刺身、1~2日おいて煮つけ料理と決まった。 

 ※1 参照
 プロの釣り師、池永祐二氏の「ふかせカンダイの釣り方」
カンダイ(コブダイ)釣りの仕掛けや、テクニックなどが詳細に書かれている。
私が、特に参考になったのは「散歩釣法」である。
2003年頃から新しいジャンルとして「ふかせカンダイ専門」の釣りを始めたプロの釣り師がいたのは驚きだったし、この釣り書は本当に参考になった。

 

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