カレイはいつ、どこで釣るのが最も効果的か?

1. 平磯海づり公園の釣果情報は、宝の山 

 こんにちは!一平です。

平磯海づり公園の釣果情報は、1日2件です。
平磯海づり公園の入場者が1日500名の時でも30名の時でも1日2件です。日によっては1日1件の時もあり、また台風の時などは0件の時もあります。
だから「1日2件」の情報は全体を代表しているとは、とても言えません。
例えば

A君、 「日本人のサラリーマンの66.7%が昼食にカレーライスを食べている」
B君  「へえ~そうか。そういえば俺が、昨日行った食堂でも数人の人が、カレーライス 
    を食べていたようだ。ところで、どこからそのデータを手に入れたんだ。」
A君  「先日、ある食堂に入ったら3人の内2人がカレーライスを食べていたからだ」

これを聞いて、あなたはどう思われますか。
とても信用できないし、本当に馬鹿げた話だと思われるでしょう。

淡路島に浮かぶ秋の雲

淡路島に浮かぶ秋の雲

しかし、この人が毎日、毎日、この食堂でみんなが昼食に何を食べたか、2年3年と統計を取ったらどうだろう。その食堂での、人気メニュー、夏に良く売れるもの、冬に好まれるもの、女性に人気のメニュー、良く売れる価格帯などが分かるようになって、材料の仕入れ方も、準備の仕方も変わってくるのではないでしょうか。
今では、コンビニ、デパートなどあらゆるところで、このやり方は採用されていると思われます。

そう考えるとこの平磯海づり公園の釣果データも、たとえ2件/日であっても、大変貴重なものとなり、いろいろな使い道があると思いませんか。

先ほどの3人に2人のカレーライスの話は極端ですが、テレビの視聴率は全国数千万世帯の中で
わずか900世帯の調査だし、世論調査も全国民の有権者数に対してたかだか1200人程度です。
これらに比べれば平磯海づり公園の釣果データは、はるかに確率は高く、サンプル数も100程度あればいろいろな傾向をつかめることになりそうです。
平磯海づり公園の釣果データ取得は、2001年から始められているのです。

一平は、平磯海づり公園からネットに公開されている2件/日のデータを基に、魚種ごとに分析を行い、いろいろと解析をしてきました。

それらをこれから順次、紹介したいと思います。

大きなカレイが釣れた

大きなカレイが釣れた

2017年の4月のある日、真鯛釣りにはまだ早い時期なので、投げ竿を持ってカレイを釣りに出かけた。
投げ釣りは久しぶりだ。エサはもちろんマムシで1500円ほど買った。

いそいそと平磯海づり公園に直行し、テントNO4の近くで釣っていた。

釣り始めて2時間ぐらいたった頃、40~50歳ぐらいの釣り人がやって来て「隣に入らせてもらっていいですか」と言われたので「どうぞ~」と返事した。

彼は35cm位のカレイと20cm位のガシラとアイナメを合わせて6匹ほど釣った。

帰り際に私は、念のため彼に聞いてみた。
「平日で釣り場はがら空きなのに、どうしてテントNO4の場所で釣ろうと思ったのですか?
いや、迷惑だったから言っているのではありませんよ。私も仲間が出来て嬉しいですから・・」と。

すると彼は友人に釣り師がいて、「カレイを釣るならテントNO4に行け」とアドバイスを受けたと言う。「私もカレイを釣るなら、やっぱりNO4ですね」と言って思わず笑った。
二人とも、この日は満足な釣りをして帰った。

私が思わず笑ったのには理由があった。「解っている人はやはり解っているのだと」思ったからだ。(常連さんには、周知のことかもしれないが・・・)

右のグラフを見ていただきたい。

2015,2016年カレイ釣果報告件数

2015,2016年カレイ釣果報告件数

これを見れば平磯海づり公園で、カレイ釣りをするなら3月、4月、5月ですね~

4月の営業日数が26日なので、釣果情報の全体数は 26日×2件/日×2年分= 104件 でその中で カレイの4月の報告件数は42件である。
なんとその割合は  42/104 = 40% である。

次に、
表―1は平磯海づり公園で4月にカレイの釣れた場所を示します(2015,2016年)
平磯海づり公園は、東西1.4Km に渡って一直線に続く防波堤です。
中央から東側にNO1~NO7、西側にNO8~NO14のテントが配置されている。

中央から東側、西側共にほぼ同じ長さの約700mです。
にもかかわらず、中央より西側でのカレイの釣果は4件で、東側は38件です。

表―1 2015,2016年 平磯海づり公園4月のカレイ釣果

表―1 2015,2016年 平磯海づり公園4月のカレイ釣果

● 魚の釣れた場所を示す。

表ー1 より、
圧倒的にカレイが釣れるのは、中央より東側であることが判ります。
さらに良く見ると、東側のテントNO3~5および東端付近が断然多いことが判ります。

4月の平磯海づり公園でのカレイ釣りは、テントNO4辺りか、東端に行け!」というのもなるほどとうなずけます。

カレイは水温の高い夏場は深場の海底で過ごし、水温が下がってくる10月頃になると産卵に備えてエサの豊富な浅場に接岸して来ます。冬に産卵を終えると、春先に再び深場へと戻って行きます。

従ってカレイ釣りのシーズンは、秋口から冬、そして春先となります。
産卵を終えたカレイが体力を回復するために荒食いをする春先が、カレイ釣りのトップシーズンということになります。
この時期のカレイは桜の季節なので「花見カレイ」と言われています。

カレイは煮つけにしても、刺身にしても、から揚げにしても美味しい魚です。
トップシーズンである4月に出かけて、平磯海づり公園のテントNO4辺りか東端で、40cmを超える座布団カレイを釣り上げましょう。
ちなみにNO3~NO5の範囲、および東端付近で40cmを超えるカレイが釣れたのは合わせて4件、30cm以上は27件中18件です。

参考に2017年2018年のデータを表―2に示します。

表ー2 2017,2018年 平磯海づり公園4月のカレイ釣果

表ー2 2017,2018年 平磯海づり公園4月のカレイ釣果

2017年と2018年の2年間の4月のカレイの釣果実績は22件で、2015年、2016年の42件から大幅に減少しています。しかし中央より東側が16件、西側が4件で、東側が有利という傾向に変わりはありません。

次回(第18回)は、アオリイカです。

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