遠投カゴ釣り(真鯛4)じっくり取組む!平磯で真鯛を釣るために

ステップ3、遠投カゴ釣り用、遠投カゴの検討

こんにちは! 一平です。
遠投カゴ釣りに挑戦するため、第33回はリール、第34回は竿の検討をしてきました。

竿、リールが手に入ると、早く釣り始めたいのはみな同じです。
しかし、自分にとって新しい方法にチャレンジする時は、焦りは禁物です。1つずつ確実に自分のものとしていくことが大切です。やり残したことは必ず、跳ね返ってくるからです。
そこで、遠投カゴ釣りを始める初心者が、遠投練習の前にやっておくことを整理してみました。

写真ー1 淡路島より神戸を望む

写真ー1 淡路島より神戸を望む

 
    
1.遠投練習の前にやっておくこと
 リール、竿以外に、遠投練習開始前に準備しておく項目は以下の通りです。

① 遠投カゴ、ウキ、天秤、道糸などの準備
② 両軸リール用竿を使う場合のウキ止め方法の考察
③ 両軸リール(アブガルシア6500CL)のメンテ方法の習得、
④ 道糸がバックラッシュした時の対処方法
⑤ 道糸の巻き替え手段の獲得                      
⑥ 遠投方法の取得(どのような投げ方をするのか、注意事項は何かなど)

項目として上げてみると多く有るようですが、どれも釣り人にとっては、基本的なことで、それほどたいしたことではありません。一平も全くの初心者から、誰にも教わることなく出来ました。
これから遠投カゴ釣りを始めようとする人も、きっと簡単にできると思います。
さて、前置きはこれくらいにして、順番に進めて行きたいと思います。

2.遠投練習用、道具の準備  
図―1に示すのが、遠投カゴ釣りの仕掛けです。ハリスと針だけ除いた仕掛けで遠投練習開始です。
 
  

図-1 遠投練習用の道具

図ー1 遠投練習用タックル(ハリスと針は除く)

必要な道具は図―1に示すように、9種類です。竿と両軸リールは準備完了です。
まず、8号か10号のウキと遠投カゴを準備します。
第34回で述べたように、8号のウキなら8号用の遠投カゴが必要です。

例えば、渚の遠投師製の遠投カゴ自体の重量(ロングカゴ)は約25gもあります。その先端には8号(30g)の錘が付いています。これを「遠投カゴ8号」と称しています。

カゴの重さは25gもあるにもかかわらず、
水中でのカゴの重さは浮力によってほぼ0gになっているので、実質8号のカゴというわけです。

(遠投カゴの上部は浮かせる為比重が1より小さく、下部は1より重い)

遠投カゴにはいろいろな種類があるので、検討しました。

3.遠投カゴの検討  

カゴ釣り師は、自分で遠投かごを自作する人も多いと聞いていますが、そのためには各種の工作道具も必要だし手間もかかり大変です。そこで一平は市販品を購入し、利用することから始めました。遠投カゴには、写真―2 のような種類があります。

写真ー2 遠投カゴの種類

写真ー2 遠投カゴの種類

       
写真―2で、それぞれのカゴに付けた記号は、表―1に対応しています。
表―1に、遠投カゴのメーカー、特徴、価格などを示します。

表ー1 遠投カゴの比較

表ー1 遠投カゴの比較

         
表―1 より

  •  表1に示すように、飛距離を求めるならばカゴは、E,F,G です。
  •  マキエとしてオキアミなどを使い、多くの量をまきたいなら、カゴはC,D が適当で
     す。
  •  目的の棚でマキエを、まきたいなら B,E,F,G です。
     真鯛釣りで沖の深場を狙う場合は、カゴ着水時にマキエが出てはあまり効果が期待で
     きません
     カゴは、棚に着いた時、水中で開いてもらわねば意味がありません。
     この点において、真鯛狙いならカゴは、B,E,F,G です。

  •  表―1の価格は、2015、2016年に私が実際に購入した価格(税込み)ですが、2019
     年5月8日現在の価格は、A,B,D,E,Gは、全く変わりません。
     Cは972円が950円程度で、やや安くなっています。Fのみが655円が780円程度と高
     くなっています。さらに Fは、同じ10号の遠投カゴでも約2300~2500円もする価
     格で売っているところがあり、驚きです。

  •  SANNA サンナーカゴは 655円/個と安いが、上カゴ内部の軸触れ止めが、2~3回の
     釣行でこわれてしまう経験を何度もしました。
     2016年の夏頃からだったと思いますが、軸振れ止めコルクが、上カゴより剥離しなく  なりました。その代わり価格が約1200円にUPしました(笑)

  •  ピアレの遠投カゴは加工精度も良く、同じ10号や12号でも少し重量が重いためか、
     飛距離も良く出ます。しかし、時々海中の障害物に引っ掛かって、カゴを失くする
     ことを考えれば、なんといっても 3,500円/個 はあまりにも高価ですね~

参考に一平が、現在使っている遠投カゴと、ウキ、天秤を図―2に示します。

図ー2 一平、使用のウキとカゴ

図ー2 一平、使用のウキとカゴ

このカゴ、ウキはネットで購入しました。
遠投カゴ、ウキ共、渚の遠投師製です。カゴは黒色ですが、一平は金色に塗装して使っています。くどいようですが、高価なピアレのカゴやウキは、必要有りません。

普段は10号を使っています。カゴとウキのセットで、2500円くらいで手に入ります。
天秤はどこ製でもかまいません。写真の天秤は自作です。道糸はナイロン6号で、
レグロン(Laiglon 600m・6号 東亜ストリング(株)) 約1,500円 を使っています。
別にレグロンでなくてもOKですが、遠投カゴ釣りをする多くの人がこれを使っています。
確かに、遠投カゴ釣りには適した道糸だと、一平も思っています。

第35回は、主として遠投カゴについて報告しました。
第36回は、両軸、スピニング用竿の違いと、ウキ止め方法の検討です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. プレイネーム=日和 より:

    いろいろ教えて頂きありがとうございます(^_^)v

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。