平磯海づり公園のグレはテントNO6~13で釣れ!

平磯公園のグレ釣りは5月と12月が主で場所はテントNO6~13

こんにちは!  一平です。第29回はメジナ(グレ)です。

ご存知のように、メジナ(グレ)は磯の一番の人気魚です。
釣り上げた時、深い青にも黒にも見え、黒光りする魚体は、なんとも言えず美しい姿をしています。そしてその引きの強さが、釣り人を魅了しています。

平磯海づり公園の水深は4~10mぐらいですが、グレは水深5~20mぐらいの外海に面した浅い岩礁地帯に生息する魚です。従って平磯海づり公園ではもっと釣れてよい魚だと思われます。しかし、平磯海づり公園は
 ① 集魚剤は禁止   ② 20cmクラスが多く30cmを超えるグレは数少ないこと、
 ③ 水深が浅いとはいえ若干のテクニックが必要

などのため、今のところ、公園の中心的な釣りとはなっていないようです。

2019年 第29回写真

写真ー1 淡路島、室津より姫路方面を望む

1.グレについて

 写真―2に、メジナ(グレ)を示します
グレの話が出るたびに、口太グレと尾長グレの話が出るので、まずは見分け方について
まとめてみました。

写真ー2 メジナとクロメジナの比較

写真ー2 メジナ(口太グレ)とクロメジナ(尾長グレ)の比較
(写真は、ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑より)

    
ぼうずコンニャクの魚介類図鑑によれば、メジナ属には、オキナメジナ、クロメジナ、メジナの3種があると書かれている。釣りの対象魚となっているのは、メジナ、クロメジナが一般的のようである。

また、メジナ(口太グレ)とクロメジナ(尾長グレ)を見分ける方法として、
・ 尾長グレの方がエラの縁が黒い
・ 尾長グレの方が胸ビレが細く、スマートな形
・ 尾長グレの方が尾ビレが長くて、切れ込みが深いと言われるが

個体によって色は、あまりはっきりしないものがあったり、胸ビレがスマートと言っても
比較しないと、よく解らないものがあるので、尾ビレで見分けるのがいいのではと一平は
思っています。
平磯海づり公園で、過去に一平が釣ったグレの数は多くはありませんが、
いずれもメジナ(口太グレ)でした。

2.グレの釣果報告件数

 グラフー1に、2015,2016年の平磯海づり公園での、グレの月ごとの釣果報告件数を示します。

グラフー1 平磯海づり公園におけるグレの釣果報告件数

グラフー1 平磯海づり公園におけるグレの釣果報告件数
(2015,2016年合計)

グラフー1より、平磯海づり公園では

・ グレは5月~12月に釣れる魚である
・ 特に5月、12月が多い。
・ 30cmを超えるグレは8件と少ない(最大サイズは32.5cm)

・ 一般的に瀬戸内海のグレは、海水温が15℃程度に上がってくる5月中旬より回遊して来
  て釣れだし、6月の梅雨グレが型、数ともに良いと言われている。
  (グレの産卵時期は3~5月で、その後体力の回復をはかるため荒食いが始まる)

  平磯海づり公園の海水温は4月の終わりごろに毎年15℃ぐらいになるので、
  5月が一番釣れているのだと思われる。

  また、夏場26℃以上に上がると、深場に移動します。海水温度は空気温度より約1か月
  ズレていますので、最も水温の高い9月には数が激減すると思われます。

・ 水温が低下してくる10月頃から浅場に出てきてエサを食べ始めます。
  12月に水温が15℃近くになるので、またグレが回遊してきます。
  従って12月にまた、多く釣れだします。
  このグレの釣果情報は、見事に平磯海づり公園の海水温の状態を表しています
  冬場は、水温が10℃を切ると、沖に移動して釣れなくなります。

3.グレが釣れる場所

 図―1に、平磯海づり公園でグレが釣れた場所と日を示します。

                   

図ー1 グレが釣れた日と場所

図ー1 グレが釣れた日と場所(2015,2016年)

    
図ー1より

  • グレはAの範囲(テントNO6~13の間)と、B(テントNO1~5)でほとんどが釣れている。特にAの範囲に集中している。
  • Aの範囲はテトラ(3つの消波ブロック)と3つのコンクリート漁礁が設置されている所で、Bは捨石が投入されている所である。Aの釣果には、A1,A2の影響があり、Bの釣果はB1の影響が考えられ、ここは、グレが生息するのに適した場所と考えられる。

4、グレ釣り師の仕掛け

 表―1に、平磯海づり公園における、2年間(2015,2016年)のグレの釣果情報で、掲載回数が4回以上あった釣り師の仕掛けを示します。

表ー1 グレ釣り師の仕掛け

表ー1 グレ釣り師の仕掛け内容(2015,2016年)

表―1より、 グレを平磯海づり公園で狙っている釣り人は,ウキ釣りで、

・ 針は袖5~8号、又はチヌ1~3号
  ハリスは、0.8~2号まで
  オモリは、天秤カゴ5号か0.8~3号まで
  エサは、アミエビ/オキアミ およびシラサエビであり
  棚は、1~3.5ヒロである。
・ ハリスの主流は0.8~1.0号と細仕掛けである
・ オモリはマキエもかねて、天秤カゴ5号が最もよく使われている
・ グレの釣果件数は51件と少ないものの、何回も掲載された人が比較的多い。

ということが解った。

5.その他

 グレは磯釣りの代表魚です。テレビや雑誌を常に賑わしており、磯で40cmオーバーが
いとも簡単に釣れているのが紹介されています。
しかし、これらの釣り人はいわゆるプロを含めて、釣りに深くのめり込んだ釣り師達です。
その努力、情熱は並大抵のものではありません。素人がそう簡単に40cmや50cmオーバーを何枚も釣れるはずがないと一平は思っています。

しかし波止から、30cm以下のグレを釣ることは初心者の釣り人でも、それほど難しくない
とも思っています。特に5月、6月は荒食いの時期なので狙い目です。

一平は、4年ほど前に釣りを再開した時、平磯海づり公園が集魚剤禁止というのを知りませんでした。昔の記憶をたどりながら、インターネットで知識を仕入れ、
オキアミ3㎏、グレパワーV9スペシャル、グレパンスペシャルを買って、平磯海づり公園で
フカセ釣りで釣り始めました。2015年6月のことです。
オキアミに、買った集魚剤を混ぜ、練り込んで釣りを開始しました。第1投から、手のひら級のグレが次々と釣れました。

平磯海づり公園は、あまり釣れない海づり公園だと、友人から聞かされていたこともあって期待していなかったのですが、「なかなか海づり公園は良く釣れるではないか」と思った次第です。
ところがしばらくすると、平磯海づり公園の係員さんがやって来て、ここは集魚剤は禁止だと言うのです。釣れるはずです。禁止の集魚剤を使っていたのですから・・・

淡路島の翼港(今は閉鎖されましたが)や生穂新島などでもよく釣れました。
25cmくらいのグレでも結構よく引き、楽しんで釣りができます。

冬のグレは美味しいと言われますが、平磯海づり公園では1~3月はグラフー1で解るように釣果情報は0件です。磯ではこの時期がグレ釣りの一番盛んな季節ですが、本当はこの時期の釣りが一番難しいのです。活性が低いグレをいかに食わすかが問われます。

釣りを楽しむのであれば、5月、6月に出かけましょう。
どうしてもグレ釣りがしたくなった時は、集魚剤を買い込んで、淡路島にのんびりと出かけることにしています。

第30回は、平磯海づり公園の「アコウ」釣りを紹介したいと思います。

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