大物コブダイ(カンダイ)釣り(16)

第16回 コブダイ釣り最終稿

こんにちは! 一平です。いよいよコブダイ釣りの最終稿となりました。ただ漠然と再開した釣りでしたが、強烈な引きに出くわして、コブダイ釣りの魅力にハマってしまった。
そしてこの魚のカゴ釣りは、一般の釣り人でも容易に入門することが出来、大物釣りの醍醐味を堪能させてくれる方法の一つで、おすすめの釣りです。

1.コブダイ釣り雑感

ふかせカンダイ釣り

出典 磯にはいつも夢がある
磯釣り師 池永祐二 著

コブダイ釣りは、2003年に磯釣り師池永祐二氏が「ふかせカンダイ釣り」を提唱し、雑誌・釣り紀行に大分県でのカンダイ釣りを紹介したのがきっかけで広まったようだ。
      

                   
                 
  

一般の釣り人にとっては、防波堤や岸壁から70cmを超えるような大物が釣れるとは思いもよらないし、ましてやコブダイ(カンダイ)はそれまで釣りの対象魚となっていなかったので、狙う人も少なかったと思われる。
 
今ではコブダイ狙いの釣り人も増えてきたようだが、第7回で報告したように平磯海づり公園ではまだまだマイナーな釣りのようである。

第13,14回で紹介したように、平磯海づり公園では、「石鯛釣り」の仕掛けでコブダイを狙っている釣り人はいる。

しかし、「ふかせカンダイ釣り」や「石鯛釣り」は竿や針及び仕掛けが特殊で、波止釣りを専門にしている一般の釣り人にとっては、別途費用がかかるのと、例えば石鯛釣りでは、ハリスはワイヤーであり、技術的にも少し敷居が高いのではないかと思われる。

一平の場合は、たまたま約30年ぶりにふら~と釣りに出かけ、何を釣るかも決めていなくて、ただ漠然と久しぶりに釣りがしたかっただけなので、「何が釣れるかな~」ぐらい軽い気持ちであった。

淡路島パーキングエリアから明石を望む

淡路島パーキングエリアから明石を望む

ところが、たまたま強烈な引きに出くわして、なんだかすごい奴がいる気がして、「こいつはいったい何者だ!」から追跡が始まった。
好奇心に駆られたのである。

悪戦苦闘しているうちに他の魚に混じって38cmと46cmのコブダイ(カンダイ)が釣れたので、大物の正体はコブダイではないかと気が付いた。

釣りを再開するにしても30年ぶりなので、過去の竿やリールやすべての道具はほぼ使えない。どうせ1からの準備なので、道具や仕掛けをそろえるには抵抗感はなかった。

そしてとうとう、このようなブログまで書くようになるとは、その時には思いもしなかったことであり自分でも本当に驚いている。

しかし、私がブログに書いた、このカゴ釣りは初心者も含め一般の釣り人でも容易に入門することができ、大物釣りのだいご味を堪能させてくれる方法の1つだと確信している。

カンダイ釣りを16回にわたって報告してきましたが、次回からは
平磯海づり公園での、各種魚の釣りについて紹介し、
その次に第2弾として「真鯛釣り」について報告したいと考えています。

                         2018年10月15日  一平

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