ステップ8、遠投練習で竿が折れた。取り寄せに一週間かかる!
こんにちは! 一平です。第40回は、練習開始(2)です。
道具をそろえ、投げ方やブレーキ調整の仕方を習得したので、いよいよ遠投練習を開始しましたが早速、バックラッシュを連発してしまいました。それでも何とかくじけずに、練習に取り組みました。
いつの日か、真鯛を釣るために・・・
1.遠投練習開始
(1) 竿が折れた
・練習を始めて4日目に、飛距離を伸ばすためのフォームに気を取られて、投げる前にクラッチを切るのを忘れて、思い切り竿を振った。
おもりとカゴの重さが竿先にかかって思い切り池の土手のコンクリートにぶつけてしまった。
この状況を、写真―2に示します。
「パキッ!」と音がして、竿の穂先が折れた。大変だ。すぐ、購入した釣具店に直行した。
ボキッと折れた切り口を写真―3に示すが、竹が割れた時のような幾本もの細い竹が折れ重なった感じがない。これがカーボンの折れ方なのかもしれない。
竿先を取り寄せるのに1週間かかるとのこと。
また、1回目は保険が効くので費用は2,000円(税抜き)であった。
しかし、これだけでは終わらなかった。その後1カ月の間で、竿の穂先と、穂先から2番目の竿を折ること各1回、合計3回も失敗した。
穂先の修理代は、2回目は保険がきかないので、竿先も含めて4,500円、2番目の竿の交換は6,800円。購入して1か月もしないうちに、21,500円で買った竿に、修理代として13,300円(税抜)も支払うことになった。
しかし、これに懲りて、それからはクラッチの切り忘れはなくなった。
7月は道具の手配や準備、8月は練習と手直し期間が主で、実釣り回数はほとんどなかった。
空いた時間は、近くの池に遠投練習に行った。
両軸リールを自在に扱うことが出来なければ、釣りどころではないと思い、9月も練習が主で、結局、遠投かご釣りの実践は、10月になった。
さすがに9月に、釣りに行きたくて仕方なくなって、平磯海づり公園に2度釣行した。
遠投カゴ釣りは、十分投げる自信がつくまで封印すると決めていたので、釣りは今まで通りのやり方で、チョイ投げカゴ釣り(?)および探り釣りであった。
写真―4は、2015年9月18日の釣果です。ハマチ、サンバソウ、ベラ、ガシラ、メバルなど頑張っていろいろ釣ったが、どう頑張っても、やはり真鯛は釣れなかった(10cm前後の小さい真鯛は釣れるのですが・・・)
(2) 遠投カゴ釣り準備完了
やっと準備が整った。真鯛釣り名人N氏の釣りを初めて見てから約3ヶ月が経過した。
すでに10月だ。魚影の濃い、釣りの一番いい季節に入っている。
練習と準備の甲斐あって、無風時で錘とカゴの重量が約60~65gのときは70m強程度の遠投ができた。自分としては、90~100mくらいの遠投を目指していたが、これ以上の飛距離UPはなかなか難しくて、一旦諦め、実釣りをしてみたい衝動に駆られ、釣りを再開することにした。
しかし、練習の甲斐あって、バックラッシュもなく、両軸リールが扱えるようになったので実に気分爽快であった。何よりもスピニングリールで投げる時よりも、軽く振れるのが良い。
1日中竿を振っても疲れが少ない。さらにメカニカルブレーキ、遠心ブレーキの調整が一定ならば、飛距離が常にほぼ同じなのが非常に良いし、方向性もスピニングリールとは比べ物にならないほど一定している。
(3) その後
2019年6月現在では、飛距離は約80~85m強である。
最初の60mに比べて、20mちょっとしか伸びていない。これ以上は、体力のUPと、サミング技術の向上と、竿、カゴ、ウキ、両軸リールの変更等の検討が必要である。
2016年11月頃に、もっと飛距離が欲しくなって、6.2mの竿を買った。
シマノ磯遠投EV4-620RPは、この時すでに廃盤となっていたが、ネットで販売していた。カゴの重さも75~80g程度とすると、飛距離は、約90m強と10mほど伸びた。
しかし、竿がやけに重く感じられるし、一日中これを振ると非常に疲れる。竿が1m伸びただけで、随分違うものだと思った。(竿の重さは350g➞455gとUPだが・・・)
従って、現在(2019年6月)は、実釣りには5.2mを、練習用には6.2mの竿と決めている。
もう、ほとんど練習をすることはなくなったので、6.2mは部屋の奥で眠っている。
実際の釣りでは、70~80mの飛距離で十分なので、今はこれで満足している。
これくらいだとメカニカルブレーキも、そこそこ利かしているのでバックラッシュもほとんどない。従って安心して釣りに打ち込める。この1年くらい、バックラッシュは一度もない。
さて、次回(第41回)からは、いよいよ平磯海づり公園での真鯛釣りについて報告します。