ステップ13、一平の真鯛釣り仕掛け(3)遠投カゴ
こんにちは! 一平です。
第45回は、一平の遠投カゴ釣り仕掛け(3)遠投カゴです。
一平が使用している遠投カゴについて報告します。
1. 一平の使っている遠投カゴ
カゴ釣り師の中には、自分で超遠投かごを自作する人もいると聞いていますが、そのためには各種の工作道具も必要だし手間もかかります。天秤を製作するのよりはるかに難しいです。
そこで、一平は、できるだけ市販品を購入することにしました。
遠投カゴの各種メーカーの比較は第35回で示しました。
渚の遠投師製のカゴが、コストパフォーマンスに優れ、現在では、一平はこれを使っています。
ただし、渚の遠投師製の遠投カゴは、コストダウンのためか、2017年頃からだったように思いますが、心棒に浮力材(フロート玉)を入れ、これで上カゴに浮力を持たせるようになりました。
ところが、図―1に示す様に白色のフロート玉が大きく、芯棒の中で上下するので、エサ入れの邪魔になります。
そこで一平は、渚の遠投師製カゴ3点セットとおもりを購入し、これらを組み合わせ、少し改良を加えて遠投カゴとして使用しています。
その方法を簡単に、以下に示します。
(1) 図―2 のカゴ3点セットと錘を購入します。
(2) カゴ3点セットの中身は 図―3 に示すプラスチックの部品3個です
(3) C の上カゴは水に浮かない(比重がわずかだが1より大きい)ので、渚の遠投師製カゴでは、上カゴの内部に浮力材を入れています。
これが中で動いてエサ入れの邪魔になるのは先に述べた通りです。そこで、エサ入れの邪魔にならないよう、フロート材が動かない工夫をします。
具体的には、上カゴCの内部に、浮力材(コルクなど)を接着し固定します。
これを図―4に示します。
(4)次に下カゴ製作です。図―5のAに錘(おもり)を取り付けます。
錘となるワッシャーは、M10×22(約3g)程度のものを使います。
図ー5 下カゴ製作
(5) ワッシャーを取り付けたAを Bにはめ込み下カゴを完成させます。
A,Bは非常に精度良く作られているので、AをBにはめ込むには、Bのみを30秒~1分
ほど熱湯に浸し、Aをはめ込むと簡単です。一度はめ込み、温度が常温に戻るとAとBは、
しっかり密着し接着剤で固着する必要はありません。見た目もきれいで、これはうまく作ら
れています。
(6) 出来上がった上下のカゴと、先のとがった錘(図―1に示した購入品)を組み立て、
完了です。この時第44回で紹介しましたアイペンチが役に立ちます。
2. 最新の遠投カゴ、比較検討開始
カゴは最終的には、カラーリングして、ゴールド色(購入品は白色)に塗装して使ってい
す。 しかし、2019年7月30日現在では、どうやら3点カゴセットは、生産終了となったようです。購入できるのは、在庫がある場合のみとなってしまいました。
そこで一平は、次回(第46回、47回)で、最新の超遠投カゴの比較と調査をしたいと考えています。第35回でも、簡単に7種類の遠投カゴの評価をしましたが、これらは2015~2016年頃に出回っていたカゴでした。
そこで次回(第46、47回)は、最新のカゴも含めて、10種類ほどのカゴを新たに購入し、それらを評価、検討してみたいと思っています。
いろいろ検討し、ネットで購入・取り寄せ、実証してみなければなりません。
従って、次回の報告には時間もお金も(笑)必要で、報告は1ヶ月くらい先になるかも知れません。
さて遠投カゴ釣り・真鯛編は、第31回から第47回で終了予定です。
第48回からは 「釣りエサ編」 を考えています。
まずは、「シラサエビ」から始めようかと思っています。
コメント
こんばんは。
おつかれさまです。
私も自作は超苦手です。
カゴウキは趣味で製作されてるブロ友さんにお願いしてます。
以前、紹介されてました”SANNA”カゴは評価悪いみたいですが
これ結構飛ぶんですよ。
てか、2年前に静浦に行った時、釣具屋の店長さんがこそっと教えてくれはりました。
「これはP☆☆☆Eカゴをコピーしたものです」と・・・
確かに精度は良くないですが実釣には差し支えないですしコスパはすっごくいいです。
よく、バックラプッチンするのでこれでやってます。
月夜さん、お久しぶりです。SANNAカゴは、一平も良く飛ぶのと安かったので良く使いました。
寸法、形状、構造はP・・・Eのカゴと酷似しているので、月夜さんの言われることに合点がいきました。
価格がだんだん高くなっているのも、其のせいでしょうね。加工精度がだいぶ上がりましたから・・・
なんせネットで、現在778~2,480円/1個 まで価格にバラツキがあります。
上カゴの軸振れ止めが、壊れても使える方法を思案しているのですが・・・なかなか見つかりません。